突発性難聴の原因は何度も話しているように、今のところですが残念ながらわかっていないのが現状となっています。
せめて定義くらいはあるだろう?と思っている方もいるかもしれませんが、これもまだ確かなものではありません。
一般的に言われている定義は、急激に発症する感音難聴のうち、原因不明のものを突発性難聴といいます。
そこで現状の突発性難聴の原因として有力視されているものをそれぞれ解説していきたいと思います。
まずはウィルス感染説と呼ばれるもので、難聴の発症前に感冒(風邪)のような症状があるといったケースに考えられるものです。
実はデータから見てもこのような暦があった患者さんが多く、突発性難聴の罹患が一回かぎりであることなども裏づけとして考えられます。
それでいて、おたふくかぜ、はしかなどのウィルス疾患が突発的な高度難聴を起こすのではないかといわれています。
これらが根拠となっているのですが、あくまで突発性難聴の患者からわかっているものに過ぎません。
続いての説としては、内耳循環障害説と呼ばれるもので、内耳血管の痙攣や塞栓をはじめとして、血栓、出血などによる循環障害となるケースです。
これらの障害というものは医学的に見ても、突発性難聴の突然の発症をうまく説明できるといったものであり、治療法もまだ不完全ですが効力があるようです。
その治療なのですが、血管拡張剤をはじめとして、抗凝固剤などの循環を改善する薬剤によるものです。
ただしそういった根拠が出ているわけですが、肝心の再発はほとんどないという突発性難聴の説明はできるものではないのです。
だからこそ、あくまで説でしかなく、はっきりしたことはまだわかっていないのです。
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